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携帯端末向けマルチメディア放送、ドコモ陣営が勝利
この答申を受けて、最終的な判断は原口総務大臣が行います。
携帯端末向けマルチメディア放送は、2011年に停波するアナログTVのVHF帯(207.5MHz~222MHzの14.5MHz)を用いて提供される予定の新サービスです。
総務省が定めた開設指針では、この携帯端末向けマルチメディア放送に利用する電波を1事業者に割り当てるとのことでしたが、NTTドコモを筆頭にフジテレビジョン、ニッポン放送、伊藤忠商事、スカパーJSAT、日本テレビ放送網、テレビ朝日、東京放送ホールディングス、電通、住友商事らが株主に名を連ねるマルチメディア放送(mmbi)がISDB-Tmm方式で、KDDIと米Qualcommの日本法人、クアルコムジャパンのジョイントベンチャー、メディアフロージャパン企画がMediaFLO方式で名乗りを上げていました。
mmbiに軍配が上がった理由は、財務基盤の強固さや基地局の整備能力、エンドユーザー向けの料金水準などで優位、もしくはやや優位と電波監理審議会が判断したとのことですが、一般的にはメディアフロージャパン規格の方が具体性があるのでは?と見られていたようで、結構『意外』という反応が多かったように思います。
クアルコムに主導権を握られるであろうMediaFLO方式を避けたのでは?という観測も多いように感じています。
ワイヤレスジャパン2010で、ISDB-Tmm方式の受信機からWi-Fi経由でXperiaに映像を送信するというデモをやっていましたが、これはこれで期待したいところではあります。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1007/14/news051.html
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