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新型iPhone「iPhone 4」発表。6月24日発売

本日未明(日本時間)に行われたWWDC10の基調講演(スティーブ・ジョブズ CEO)にて、かねてより噂されていた新型iPhone「iPhone 4」が発表されました。
6月24日発売、ソフトバンクモバイルからも24日発売のアナウンスが出されています。
また、従来iPhone OSと呼ばれていた搭載OSの名称が「iOS」に変更されました。

l_os_iphone4-b01.jpg l_os_iphone4-w01.jpg

カラーバリエーションは白と黒の2色で、ストレージ容量は32Gバイトと16Gバイトの2種類。
搭載OSはもちろん、最新となる「iOS 4」となります。

ちなみに、iPhone 3G/3GS向けiOS 4のアップデートは6月21日から配布開始となるそうです。
なお従前の発表通り、iPhone 3Gではマルチタスク非対応などの一部制限がかかりますが、今回のアップデートはiPod Touchも無償で行えるとのこと。

厚さ9.3ミリの薄型ボディに3.5インチのIPS液晶ディスプレイを搭載。画面サイズは変わりませんが、解像度はハーフVGA(320×480ピクセル)から640×960ピクセルへ大幅に拡大されました。
326ピクセル/インチという、人間の目がドットを認識する限界といわれる300ppiを上回る精細化を実現し、コントラスト比は800対1。
Appleはこれを“Retina Display”(網膜ディスプレイ)と名付けたそうです。
既存のアプリケーションはiPhone 4上では拡大表示され、フォントなどはiPhone 4の解像度に合わせて精細に描画する機能を搭載しているとのことですが、Appleではアプリのアップデートを推奨するとのこと。

外形デザインは例の流出画像通り。
ディスプレイ面はヘリコプターや高速鉄道のフロントガラスなどに用いられるアルミノケイ酸ガラスを採用。
表面と裏面には疎油性のコーティングが施されており、光沢のあるボディながら指紋が付きにくくなっているとのこと。
側面の銀色の帯は、Bluetooth、Wi-Fi、GPS、UMTS、GSMのアンテナを兼ねているとのこと。

外形寸法は幅58.6×高さ115.2×厚さ9.3ミリで、重量は137グラム。
iPhone 3GSは幅62.1×高さ115.5×厚さ12.3ミリで重量135グラムでしたから2グラムほど重くなりましたが、寸法としては小さくなっています。
なおSIMカードについてはiPadの3G対応版と同じくMicroSIMを採用するとのこと。
プロセッサもiPadと同様のA4プロセッサを搭載。
バッテリー駆動時間が延伸され、3Gでの連続通話は420分、連続待受時間は約300時間を実現。
3Gの通信速度は下りがHSDPAの最大7.2Mbps、上りはHSUPAの最大5.8Mbpsに対応。
UMTS/HSDPA/HSUPAの周波数帯は850/900/1900MHz/2100MHzに対応、GSM/EDGEは850/900/1800/1900MHzに対応。
無線LANはIEEE802.11b/gに加え、新たにIEEE802.11n(2.4GHz帯のみ)もサポート。

従来のiPhone/iPad/iPod Touchには加速度センサーが搭載されていましたが、iPhone 4には3軸ジャイロセンサーが搭載されました。
加速度センサーと組み合わせると、前後左右上下の6軸の動きを詳細に検出可能。
A-GPSや電子コンパス、近接センサー、環境光センサーといった、iPhone 3GSに搭載されていたセンサーも引き続き装備します。

カメラは従来の3Mピクセルから5Mピクセルに性能向上、撮像素子はCCDとCMOSそれぞれの欠点を解消したといわれる裏面照射型CMOS。(ソニー製!?)
オートフォーカスももちろん搭載、撮影時には画面上の任意の場所をタップするとその場所にピントと露出を合わせる“Tap to focus”が利用可能。
カメラの横にはLEDフォトライトを備え、暗い場所での撮影の際に光って明かりを補うことが可能。
5倍のデジタルズームも搭載。
またHD動画撮影に対応。
解像度は720p(1280×720ピクセル)で、30fpsでの撮影をサポート。
動画撮影機能には簡易編集機能やワンクリックで共有サイトへ投稿する機能なども用意しているとのこと。
さらに本格的にiPhone上で動画編集がしたい人には「iMovie for iPhone」も有償で提供予定。
また、「VGA画質の写真とビデオ」が撮影できるという小型インカメラをディスプレイの右上に搭載。


正直な気持ち、既にiPhoneに対する興味は失っているので何の感慨もないのですが……
カタログスペックとしてはこれといって難癖を付けるようなところもないですが、iPhone 3G/3GSで言われてきた3G感度の悪さはどの程度改善しているのでしょうか。

ディスプレイに関してはIPS液晶を採用してきた点については評価すべきでしょう。
Android陣営は消費電力低減を目的としているのか有機EL(AMOLED)ディスプレイを採用する傾向が強いのですが、有機ELは液晶以上に屋外炎天下の使用が厳しいという弱点があります。
Samsungが開発したスーパーAMOLEDディスプレイ(Galaxy SやWAVEで採用)では随分改善されているとはいいますが、液晶の方がその点優位に立つのは否めません。

CPUはA4プロセッサを採用したことで恐らく1GHz級の処理能力を有しましたし、さんざっぱら叩かれていたマルチタスク非対応についてもiOS 4でついに対応してきます。
時流に乗る形でHD動画撮影に対応したカメラを搭載し、撮像素子に裏面照射型CMOSを採用するなどカメラ性能も充実しています。
従前から言われてきた弱点を徹底的に潰してきたといって間違いなさそうです。

デザインについては例の流出以来引っかかっていたのですが、随分Appleらしからぬデザインが出てきたなと感じていたりします。
iPhone 3G/3GSは背面がラウンドしているのでサイズの割に持ちやすいという評価があったように思いますが、今回鋭角にしたことによりその辺はどうなのでしょうか。
外形寸法が小さくなったから無問題ってことなんでしょうかね?



また例の如くお祭り騒ぎが始まって、個人的には鬱陶しいと感じる日々が続くのでしょう……

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