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PDAとスマートフォンは似て非なるものか?

先日ちょっと興味深い問題提起があったのでここ数日真剣に考えてみました。
いろいろ考えていると段々ややこしくなってきたのですが、結論としてはPDAとスマートフォンは似て非なるものと考えるのが一番しっくりくるのかなと。
以前から時々ネタにしていますが、PDAの延長線上に考えるのか携帯電話の延長線上に考えるのかで、スマートフォンの定義ってのは随分違ってくると思うのです。
そんなわけで、PDAとスマートフォンを同じ軸線上で考えようとすると無理が生じるのかなという結論に至りました。

スマートフォンの定義として、まず何をベースに発展してきたかというものがあると思います。
PDAをベースに発展してきたものの代表格がWindows Mobileであろうと思いますし、携帯電話をベースに発展してきたものの代表格がSymbian S60であろうと思います。
BlackBerryはページャー(ポケベル)から発展してきたものであると言われていますし、iPhoneはまた別のルーツを持っています。(iPhoneをスマートフォンとするかは微妙っちゃ微妙なんですが)
それ故に、スマートフォンと一言で言ってもOSやインターフェースによってその性格や運用適性がまるで違っていて十把一絡げにはできないわけです。

PDAの頃は「この機能を使うためにこの機種を買う」といったキラーコンテンツ、キラーアプリケーションの存在が大きかったように思います。
未だにPalmを使っている人の中には「DateBkの代わりになるものがないから移るに移れない」という人も結構いるように思うわけです。
つまり、機能ありき。スペック至上主義的な面があったように思います。
スマートフォンに関して言えば、これまでいろんな方の話を聞いてきた印象からするとあくまで携帯電話ありきであって、PDAの代替として使っているという感じではないのですよね。
結果的にPDA的運用をしているとしても、電話としての性能に無頓着ではないと思うわけです。
Windows Mobileの話をするときに「電話としての安定性が」云々という話が出てくるのはそういうことではないでしょうか。
スマートフォンの場合はPDAと違ってキラーアプリという考え方は少ないように思います。アプリケーションのインストールも「既存機能の拡張」という意味合いが強いように思いますし。
ハードウェアの進化の方向からもPDAとスマートフォンでは向いている方向が違うというのは感じるわけですけど。

そこでPDAとスマートフォンの違いは何なのかと考えてみた結果行き着いたのは「自己完結性」なのではないかと思ったわけです。
PDAはあくまで母艦と呼ばれるPCと連携し、データを共有することでPCの子機的な運用をしていたように思います。
私がPalmを使っていた頃はPCとデータを同期させるのを忘れてしまい、電池切れでデータを飛ばしてしまうということが度々ありました。(それがPalmを使わなくなった理由でもある)
スマートフォンもPDA同様にPCと同期したりデータを共有したりということはするのですが、携帯電話回線やWi-Fiを使って自力でデータをネットワークと同期することができるため、PCと接続しなくても特に困らないということも少なくありません。
PCにアシストされなくても、携帯電話だけで自己完結が出来ているわけです。
うちの場合もアプリケーションのインストールや電話帳のデータ書き戻しの時以外はPCとは接続しませんし、それで困るということが少なくなってきました。
特に最近のスマートフォンはメーカーやOSを問わずGoogleのアプリケーションとデータをPCがなくても同期できる手段が整ってきていますし。(私も最近スケジュール関連のデータ同期にPCをまったく使ってない)

PDAは単機の性能(CPUのスピード、メモリ容量、解像度など)が評価の基準でしたが、スマートフォンの場合はそれも重要ではありますが、ネットワークとの親和性も重要な評価基準になってきているように思います。

どっちが優れているという話ではなくて、どっちが自分に合っているかと考えるべきなんでしょうね。
私の場合はPCがなくてもネットワークを介して自己完結できるスマートフォンの方が勝手がよいということなんでしょう。
携帯電話とPDAを分けていた方が勝手のよい人もいるということです。

これまでスマートフォンはPDAに対するパラダイムシフトだと思う面があって、PDAユーザーとスマートフォンユーザーはある程度被っていると思っていましたが、実はそうではないらしい、むしろ相容れない方向性もあるという事が見えてきました。
もう少しPDAユーザーと意見を交わさないと本当の答えは見えてこないような気はしていますが。
今後も折に触れてPDAにこだわる人の考え方は伺ってみたいと思います。

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コメント

あたしの考え
あたしにとってスマートホンは通信機能(WAN接続)を持ったPDAです
(通話機能はおまけという感じ)
あたしの定義するスマートホンは世間と違うかもしれません

NOKIAのS60はあたしにはスマートホンではなく携帯です
同じSymbianでもUIQを使ったM1000はスマートホンです
富士通のFOMAはSymbianだけど携帯です
逆にiphoneはスマートホンです

そう、通話を主な機能としてない機種こそスマートホンだとしています

スマートホンも
ネットワークとの同期を必要としていたら、自己完結してないですよ
自前のPCがなくてもネット上のサーバがPC代わりになってるだけですから

それならPDAのザウルスの方が自己完結してますよ
自己完結しすぎて、PCと連携しにくいのは仇となってましたけど

パームもWMもPCを必要とするのは
アメリカの情報の流れがPC中心なのでPDAの自己完結性は妥協の対象となってたからです
(パームもWMも後期の製品はPCがなくても何とかなるようになってます
PCがあればなおよいのは変わらないけど)
それって……
その定義って、通信機能とかOSがどうのではなくて、形状がPDAライクであれば何でもPDAなんじゃないですか?
先日MWC2009で公開されたSamsungのOMNIA HDはS60 5thですが、あなたの定義ではPDAになるのではないでしょうか?

自己完結という言葉の定義の違いもあると思いますが、ネットワークとの同期はスマートフォンにおいても必須ではないですよ。出来れば便利ってだけで。
単独で使おうと思えば問題なく使えますし。
ザウルスについてはあまり詳しくないので突っ込むのは控えます。
私の中でPDAの歴史はPalm OS 4の頃で事実上止まっているので、その定義で言うとPDAはPCがなければ本来の力を発揮できないツールだったと考えています。
Palmも末期のモデルでは過去のモデルより自己完結性が増しているということは承知しております。(だから欲しいんですけどね)
最近のWM5以降を搭載したPDAは今回の定義に当てはめようとするとPDAの定義から外れかねないというのは認めなければなりません。

>アメリカの情報の流れがPC中心なのでPDAの自己完結性は妥協の対象となってたからです

技術的に困難だったから、という点も無視できないと思います。
そもそもPDAにそこまで求めていなかったという言い方も出来ると思いますが。
ネットワークと情報機器の連携ってのは結局のところ時代の要請なので。
Palmはアメリカでワイヤレス機能を搭載した機種を発表しましたが、実用性が低くて大コケしたという経緯もありますし。
うちの知り合いがアメリカ駐在中に使ってましたが、今となっては笑い話ですね。
>通信機能とかOSがどうのではなくて、形状がPDAライクであれば何でもPDAなんじゃないですか?

だいたいはそのとおりです

携帯がPDA的になりつつあった中
PDAが携帯を取り込んだのがスマートホンだと思っています
PDA的機能を重視するからこそPDA的な外観と操作性を備えたものがスマートホンだと思います
携帯も高機能化(PDA化)する中でPDAのアーキテクチャやOSを取り込んだものですから
携帯がスマートホンでない携帯たるには通話を重視した外観と操作性を備えたものが携帯だと思います

微妙なのはうまく融合している場合(S60がいい例)
端末の外観でスマートホンだったり携帯だったりするのだと
あたしはおもっています

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